
意外と知らない!賃貸でやってはいけないNG行動10選|トラブル・退去費用を防ぐために
賃貸マンションやアパートに住んでいると、
「これくらいなら大丈夫でしょ」
「自分が借りている部屋だから自由にしていいよね?」
と思ってしまうこともありますよね。
しかし、賃貸物件には契約上のルールや建物ごとの使用ルールがあります。
何気なくやっていたことが原因で近隣トラブルになったり、場合によっては退去時の費用負担につながったりすることもあります。
今回は、不動産会社の目線から「賃貸でやってはいけないNG行動10選」をご紹介します。
これから一人暮らしを始める方や、初めて賃貸物件を契約する方はぜひチェックしてみてください。
① ペット不可の物件で無断飼育する
「小型犬だから大丈夫」
「猫1匹くらいならバレない」
これはNGです。
ペット不可の物件で無断飼育すると、契約違反になる可能性があります。
また、ペット飼育可能な物件でも、
・小型犬のみ
・猫のみ
・1匹まで
・体重やサイズの制限あり
・飼育時は敷金や保証金の追加が必要
など、細かい条件が設定されていることがあります。
「ペット可=どんなペットでも自由に飼える」ではありません。
これからペットを飼う予定がある場合は、必ず事前に管理会社やオーナーへ確認しましょう。
② 壁に大きな穴を開ける・勝手にDIYする
最近は賃貸でもDIYを楽しむ方が増えています。
ただし、
「壁掛けテレビを付けたい」
「棚を取り付けたい」
「壁紙を変えたい」
といった場合は注意が必要です。
画びょう程度の小さな穴と、ネジやビスなどによる大きな穴では、退去時の扱いが異なる可能性があります。
また、壁紙を剥がしたり、壁を塗装したり、設備そのものを変更したりすると、原状回復費用が発生する場合もあります。
DIYをしたい場合は、契約書を確認したうえで管理会社へ相談してから行うのが安心です。
③ ベランダ・バルコニーで喫煙する
「室内じゃなければタバコを吸っても大丈夫」
と思っている方も多いですが、注意が必要です。
ベランダから出た煙や臭いが隣室や上階の部屋に入り、
「洗濯物に臭いがついた」
「窓を開けられない」
などの近隣トラブルにつながることがあります。
また、物件によっては管理規約などでベランダ・共用部分での喫煙が禁止されている場合もあります。
喫煙する方は、契約内容や建物のルールを確認しておきましょう。
④ ゴミ出しの曜日・時間・分別を守らない
賃貸生活で意外と多いのがゴミに関するトラブルです。
地域やマンションによって、
・ゴミを出せる曜日
・ゴミを出せる時間
・分別方法
・粗大ゴミの出し方
などが決められています。
特に「24時間ゴミ出しOK」ではない物件で、曜日を無視してゴミを出してしまうと、臭いや害虫の原因になることも。
入居したら、まずその物件のゴミ出しルールを確認しておくのがおすすめです。

⑤ 友人や恋人を無断で住まわせる
友人や恋人が遊びに来たり、数日泊まったりすること自体と、継続的に一緒に暮らすことは同じではありません。
例えば単身入居として契約しているにもかかわらず、実際には恋人と二人で生活している場合などは、契約内容によっては問題になる可能性があります。
「ほとんど毎日泊まっている」
「荷物も置いて生活している」
という状態になる場合は注意しましょう。
同棲を始める場合などは、事前に管理会社へ相談しておくと安心です。
⑥ 勝手に合鍵を作って他人に渡す
家族や恋人に鍵を渡したいからといって、勝手に合鍵を作るのも注意が必要です。
物件や鍵の種類によっては、複製に管理会社やオーナーの許可が必要になる場合があります。
特に最近は、
・ディンプルキー
・カードキー
・電子キー
・スマートロック
など、簡単に複製できない鍵も増えています。
防犯上の問題にも関わるため、合鍵が必要な場合は管理会社へ確認しましょう。
⑦ 水漏れや設備故障をそのまま放置する
「少し水が漏れているけど、まだ使えるから大丈夫」
これは特に注意したいポイントです。
小さな水漏れでも放置することで、床や壁、下の階まで被害が広がる可能性があります。
エアコン・給湯器・トイレ・水栓など、備え付け設備に異常を感じた場合は、できるだけ早めに管理会社へ連絡しましょう。
入居者側が異常を把握しながら長期間放置し、それによって被害が拡大した場合には、状況によって費用負担の問題につながる可能性もあります。
「おかしいな」と思った時点で連絡することが大切です。
⑧ 共用廊下や玄関前に私物を置く
玄関の外に、
・自転車
・傘立て
・段ボール
・ベビーカー
・ゴミ袋
などを置いていませんか?
玄関前や共用廊下は、自分の部屋の前であっても基本的には共用部分です。
また、共用廊下は火災や地震などの際に避難経路として使用される場合があります。
私物を置くことで通行や避難の妨げになる可能性があるため、建物のルールに従いましょう。
⑨ 居住用の部屋を勝手に事務所・店舗として使う
在宅ワークが一般的になったことで少し分かりにくくなっていますが、
「自宅でパソコン仕事をする」ことと「部屋を事務所・店舗として利用する」ことは別です。
居住用として契約した物件を、無断で店舗や事務所として利用すると契約違反になる可能性があります。
例えば、
・お客様が頻繁に来店する
・看板を設置する
・法人登記する
・商品を大量に保管する
・不特定多数の人が出入りする
といった利用を考えている場合は、事前確認が必要です。
個人事業主やフリーランスの方で、自宅兼事務所として使いたい場合は、最初から「事務所利用相談可」などの物件を探す方法もあります。

⑩ 長期間留守にするのに何も連絡しない
旅行や出張、帰省などで長期間部屋を空ける場合も、契約内容を確認しておきましょう。
賃貸借契約書によっては、一定期間以上留守にする場合に管理会社への連絡が必要とされているケースがあります。
長期間不在になると、
・郵便物が大量に溜まる
・水漏れなどの発見が遅れる
・防犯上のリスクが高まる
といった問題もあります。
長期出張や長期帰省を予定している方は、一度契約書を確認してみましょう。
「これって大丈夫?」と思ったら勝手に判断しないのが一番!
賃貸物件は、物件によって契約内容やルールが異なります。
そのため、
「前に住んでいたマンションでは大丈夫だった」
「友達の家ではOKだった」
という理由だけで判断するのはおすすめできません。
今回ご紹介した内容についても、すべての物件で一律に禁止されているというわけではなく、
最終的には契約書・管理規約・管理会社等への確認が重要です。
特に、
ペット・同棲・DIY・事務所利用・鍵の複製
など、契約条件に関わりそうなことは、実行する前に確認しておきましょう。

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