
賃貸申込みで個人情報を出して大丈夫?提出する情報と注意点を不動産会社が解説
最近、企業や行政機関などで「個人情報の漏えい」に関するニュースを目にする機会が増えています。
そんなニュースを見ると、
「賃貸の申込みで免許証を送って大丈夫?」
「勤務先や年収まで教える必要があるの?」
「LINEで本人確認書類を送っても大丈夫?」
と不安になる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
実際、賃貸物件を契約するときには、氏名や住所だけでなく、勤務先・年収・緊急連絡先・本人確認書類など、さまざまな個人情報の提出を求められることがあります。
今回は、賃貸申込みではなぜこれだけの個人情報が必要なのか、どのような場面で使用されるのか、提出するときに確認しておきたいポイントを解説します。
賃貸申込みではどんな個人情報を提出する?
物件や管理会社、保証会社によって異なりますが、賃貸申込みでは一般的に次のような情報を求められることがあります。
・氏名
・生年月日
・現住所
・電話番号
・メールアドレス
・勤務先
・勤続年数
・年収
・同居人の情報
・緊急連絡先
・本人確認書類
・外国籍の方の場合は在留カード等
さらに審査内容によっては、収入を確認するための書類などを求められるケースもあります。
「部屋を借りるだけなのに、こんなに必要なの?」
と思うかもしれませんが、これらの情報にはそれぞれ提出を求められる理由があります。

なぜ賃貸契約に個人情報が必要なの?
大きな理由のひとつが「入居審査」です。
賃貸物件は、申込みをすれば必ず契約できるわけではありません。
管理会社や貸主、保証会社などが申込内容を確認し、審査を行ったうえで契約へ進みます。
そのため、本人確認や申込内容の確認、家賃の支払い能力などを確認する目的で、勤務先や年収などの情報が必要になる場合があります。
また、現在では家賃保証会社を利用する物件も多く、申込情報が保証会社へ提供され、保証会社による審査が行われるケースもあります。
つまり、不動産会社だけですべての情報を使用するとは限らず、契約手続きに必要な範囲で管理会社や保証会社などへ情報が提供される場合があります。

免許証などの本人確認書類はなぜ必要?
賃貸申込みでは、運転免許証やマイナンバーカード、在留カードなどの本人確認書類の提出を求められることがあります。
主な目的は、申込者本人であることや申込内容を確認するためです。
ただし、本人確認書類には氏名・住所・生年月日など重要な個人情報が含まれています。
そのため、「言われたからとりあえず送る」のではなく、
「何の手続きに必要なのか」
「どこへ提出されるのか」
など、不明な点があれば不動産会社へ確認してから提出することも大切です。
LINEで本人確認書類を送っても大丈夫?
お部屋探しでは、不動産会社とLINEでやり取りすることも珍しくなくなりました。
そのため、本人確認書類などをLINEで送ってほしいと案内されるケースもあります。
ここで重要なのは、「LINEだから危険」「LINEなら絶対安全」と単純に判断しないことです。
不動産会社によって申込方法や情報管理の方法は異なり、管理会社や保証会社が用意したWEB申込フォームへ直接入力する場合もあります。
個人情報を送る前に、
・本当に申込みに必要な情報なのか
・誰に提出する情報なのか
・正式な不動産会社のアカウントなのか
・専用の申込フォームなど別の提出方法がないか
などを確認しておくと安心です。

申込み前から必要以上の個人情報を送らない
気になる物件について「空室か知りたい」「初期費用を知りたい」という段階であれば、必ずしも入居審査と同じ情報が必要になるとは限りません。
たとえば、物件の空室確認をするだけなのに、本人確認書類や勤務先、年収などの提出を求められた場合は、「なぜこの情報が必要なのか」を確認してみてもよいでしょう。
もちろん、具体的な申込みや審査へ進む段階では必要になる情報もあります。
大切なのは、手続きの段階に応じて必要な情報を提出することです。
SNSなどで見つけた不動産会社にも注意
InstagramやTikTokなど、SNSをきっかけに不動産会社を知ることも増えています。
SNS自体が問題というわけではありませんが、個人情報を提出する前に、その会社が実在する不動産会社なのか確認しておくことも大切です。
会社の公式サイトや所在地、電話番号などを確認し、賃貸の仲介を行う宅地建物取引業者であれば、宅地建物取引業の免許情報などを確認する方法もあります。
特に、SNSのDMなどでいきなり本人確認書類や詳細な個人情報を求められた場合は、すぐに送信せず、何のために必要なのか確認しましょう。
個人情報は「提出しない」のではなく「確認して提出する」
賃貸契約を進めるうえで、個人情報の提出を完全に避けることは難しいでしょう。
本人確認や入居審査、契約手続きなどに必要な情報もあるためです。
だからこそ大切なのは、
「個人情報だから何も出さない」
ではなく、
「何のために必要なのかを理解したうえで、必要な情報を提出する」
という考え方です。
少しでも疑問に感じることがあれば、提出する前に担当の不動産会社へ確認してみましょう。
名古屋でのお部屋探しはルームピックへ
ルームピック本店では、名古屋市を中心に賃貸物件のお部屋探しをサポートしています。
SUUMOやHOME'Sなどで見つけた物件や、他社様から紹介された物件についてもお調べできます。
「この物件はまだ空いている?」
「初期費用はいくら?」
「申込みには何が必要?」
「この書類を提出して大丈夫?」
など、気になることがございましたらお気軽にご相談ください。
賃貸契約は家賃や初期費用だけでなく、審査や契約内容、必要書類など分かりにくいことがたくさんあります。
分からないまま手続きを進めるのではなく、一つずつ確認しながら安心してお部屋探しを進めていきましょう。

